リアル脱出ゲームやテレビ番組で謎解き問題を目にする機会は多くありますが、皆さんは答えることができていますか?
謎解き問題を見てもさっぱり答えがひらめかない…💦
という方もいるでしょう。
実は、謎解きに必要なひらめき力は鍛えることができます!
謎解きの出題傾向を理解して、解き方のコツを身につけましょう!!✨
謎解き問題には解き方の法則がある!
謎解きの問題は素直に見ても解くことができません。
文字列や図形の裏に隠れた情報を読み取り、答えを考える必要があります。
「ひらめき力が足りない」というのは、隠れた情報に気が付けないということです。
残念がる必要はありませんよ!ひらめき力は鍛えることができます。
謎解きの問題ではよく利用される題材や法則が存在します。
謎解きでひらめく能力が高い人は、これらの題材や法則の知識を多く持っていて、問題に当てはめることに慣れているだけなのです。
謎解きでよく使われる5つの法則を理解して、解き方のコツを学びましょう!💪
謎解きの解き方のコツ1 別の言葉に変換する
謎解きは暗号やイラストを使って出題されることが多いため、まずは問題に隠れた情報を読み取る必要があります。
このとき使えるテクニックが言葉の変換です。
同じ言葉であっても次のような様々な変換を行うことができます。
- イラスト
- 言語(日本語、英語、日本語のローマ字表示…)
- 同音異義語
- 同義語
- 音読みと訓読み
- 記号(「+」→「たす」、「AND」「&」→「あんど」、「cm」→「せんち」)
- 動物の鳴き声(「犬」→「ワン」、「羊」→「メー」)
などなど、色々な表現に変換することができます。
このような言い換えを鍵としている謎解き問題はとても多くあります。
というか、この世に出題されている謎解きの中で一番多いトリックだと思います。
謎解きはほぼ言い換えだ!と言っても過言ではありません!!
もちろん言い換えを使用しない問題もたくさんありますよ💦
謎解き問題を解く時はまず、与えられた表現を言い換えることはできないか、一度考えてみましょう。
言葉の変換を使った謎解きの例題
例えば、以下の例題を見てみましょう。
「㎥」「℃」「Ω」という記号が出てきました。
これらを別の表現に変換してみましょう。
その時、それぞれのマス数と文字数が合う変換方法を見つけましょう。
(「㎥」は4文字、「℃」は3文字、「Ω」は4文字)
<変換案1:それぞれの読み方>
「㎥」:りっぽうせんちめーとる
「℃」:ど
「Ω」:おーむ
しかし、これだとマス数と文字数が合いませんね。
そこで、さらに別の変換方法を考えてみます。
<変換案2:それぞれは何の単位なのか>
「㎥」:たいせき
「℃」:おんど
「Ω」:ていこう
こうすると、それぞれのマス数と文字数が合いました!
一文字ずつマスに入れて矢印の通った所を読むと、「たんい」となりました。
したがって、答えは「たんい」となります。
言葉の変換を使う謎解きは他にもたくさんあるので、練習してみましょう!
謎解きの解き方のコツ2 定番の規則性をおさえる
謎解きを解くために必要な情報が、規則性として隠されていることがあります。
どのような規則性が使われているかを確認するには、要素の数が何個あるのかを見ると判断できることが多いです。
また、謎解きで使われる規則性には、ある程度定番のものがあります。
定番の規則性というのは、
- 3…朝食/昼食/夕食
- 4…四季、東西南北、上下左右、トランプのマーク
- 5…指(親指/人差し指…)、五感、五味(甘味/酸味/塩味/苦味/辛味or旨味)
- 7…曜日、音階、虹の色
- 12…12カ月、12星座、干支、時計(1~12時)
- 13…トランプの数字(A/2~10/J/Q/K)
- 26…アルファベット
- 47…都道府県
- 50…ひらがな五十音(五十音表の形もおさえておこう)
などなどです。これ以外にもたくさんあります。
普段は意識しないけれど、皆が知っている題材がよく使われます。
謎解き問題を多く解いていくと、どんな規則性を利用して解けば良いかのパターンが分かってくるので、とにかく数をこなすことが謎解きが得意になるための近道だといえます。
定番の規則性を使った謎解きの例題
例えば、以下の例題を見てみましょう。
1番目の男女がガッツポーズをしているイラストと、2番目の空のイラストに注目しましょう。
この2枚のイラストは、最後から2番目と一番最後にまた登場しています。
すなわち、このイラストは7つごとにループしているということが分かります。
要素の数が7つで、ループしている規則性とは何かを考えてみましょう。
曜日、音階、虹の色…
「曜日」は確かに7つでループしていますが、今回のイラストと関係があるでしょうか?
「虹の色」は7つですが、なかなかループしているとは言い切れない所もあります。
さらに、今回のイラストとの関連性も乏しいと言えます。
残る「音階」ですが、どうでしょうか。
実は今回のイラストは「音階」のことを意味しています。
すなわち、ドレミの歌で出てくる「ド~は○○のド~♪」の○○部分のイラストになっています。
したがって、答えはドを表す「①ドーナツ」となります。
定番の規則性をもとに解ける謎解きは他にもたくさんあるので、練習してみましょう!
謎解きの解き方のコツ3 違和感のある部分から考える
謎解き画像を見た時に、たまに違和感のある部分があります。
その違和感は謎解きを解くヒントになる箇所です。
違和感は何を表しているのか?それを足掛かりにして解いていけば、ひらめけるはず!
違和感のある部分から解ける謎解きの例題
例えば、以下の例題を見てみましょう。
矢印部分に違和感がありますね。
ここから、この違和感のあるデザインでなければこの問題は成立しない、すなわちこの問題のヒント部分であることが分かります。
まず、イラストを言葉に変換してみると、全て3文字であることが分かります。
また、先ほどの矢印は上下で3分割されていて、一番上と下は点線、真ん中が実線になっています。
この2つを組み合わせて考えると…。
この矢印は、「3文字のうち真ん中の2文字目だけを抜き出してくる」という法則を示すものだと分かります。
この法則に従って考えると、答えは「だんらん」となります。
違和感のある部分をもとに解ける謎解きは他にもたくさんあるので、練習してみましょう!
謎解きの解き方のコツ4 普段から身の回りを観察しておく
謎解きの題材になるものは、身の回りに潜む何でもないものであることが多いです。
普段から身の回りを観察して、もしこれで謎解きを作るとしたらどんな形になるだろう?
と想像することで、謎解き脳はどんどん鍛えられていきます。
すなわち、いつも謎解きのアンテナを張っておくってことですね。
かなり地道な攻略法ですが、定番の解き方では解けない突拍子のないひらめき問題に強くなれます。
身の回りの観察から解ける謎解きの例題
例えば、以下の例題を見てみましょう。
パッと見、ただの推理パズルのように見えますが、実は1つ大きなひっかけがあります。
かくれんぼという遊びで不可欠な、「鬼」の存在を理解しているかどうかということです。
A~Eの5人でかくれんぼをしたということは、誰か1人以上が鬼となる必要があります。
すなわち、5人全員が隠れた・見つかったわけではありません。
鬼を除いた4人以下が隠れた・見つかった存在なのです。
A~Eの証言を確認すると、唯一自分が隠れた・見つかった話をしていない人がいます。Dですね。
ここから、Dが鬼となってかくれんぼをしたことが分かりました。
この後は単純に推理パズルを解きましょう。
(推理パズルの解き方は、上の「この謎解きのヒント・答え・解説はこちら」から飛べるページで解説しています)
答えは「B→A→C→E」となります。
普段から身の回りを観察しておくことで解けるようになる謎解きは、他にもたくさんあります。
練習してみましょう!
謎解きの解き方のコツ5 メタ的に答えを推測する
謎解きでは、出題題材に関連のある答えになっていることが多いです。
答えになる空欄の一部が埋まった状態でそれ以上が分からない時、出題題材に関連のある単語になるはずだと逆に考え、そこからメタ的に考えて空欄を埋めて答えを導くことができます。
下の練習問題を解いてみましょう!
まとめ
以上のまとめです。
謎解きを解くコツとして、以下の5つをご紹介しました。
- 別の言葉に変換する
- 定番の規則性をおさえる
- 違和感のある部分から考える
- 普段から身の回りを観察しておく
- メタ的に答えを推測する
何よりも謎解き上達のためには、数多くの謎解きに接すること、そしていつも謎解きのアンテナを張っておくことだと思います。
皆さんも、謎解きライフを楽しんでくださいね♪
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